イベリア人の特徴

イベリア人の特徴

イベリア人の特徴

イベリア人(スペイン語でイベロス)は先史、古代からイベリア半島に住んでいた人々を指す民族名です。

 

古代ギリシア・古代ローマの文献に頻繁に登場し、最古の記述はアウィエヌスの著作『オラ・マリティマ』で、紀元前530年頃マルセイユからやってきた船乗りに関する記述の中で確認されています。

 

呼び名について

イベリア人という呼び名は2通りの使われ方があったようです。

 

1つは最も一般的な、「イベリア半島に住む人々」の呼び名としてです。

 

そしてもう一つはイベリア半島に住む人々のうち、フェニキアやギリシアから文化的影響を受けた人々の呼び名としてです。

 

いずれにせよ古代ギリシア人がエブロ川(イベルス)にちなんで呼び始めた名前です。

 

社会

イベリア人は高度な青銅技術や金属加工技術、農業技術を有していて、居住区は都市化していました。

 

またフェニキア人、ギリシア人、カルタゴ人との貿易もさかんであったといいます。

 

系統

イベリア人の系統については、北アフリカからやってきたとか、イベリア半島にいた巨石文明の人々の祖先とか、諸説あります。

 

イベリア人はイベリア半島に侵入してきたハルシュタット文化を有するケルト人と融合し、ケルティベリア人となっていきました。

 

さらに第二次ポエニ戦争以後、半島に侵入してきたローマ人に征服されラテン化しました。ローマ人はこの地をヒスパニアと呼んだようです。

 

イベリア半島


 

イベリア半島とはヨーロッパの西端に位置する、現在スペインが国土の大半を占めている地域のことです。

 

東をピレネー山脈で区切られており、西を大西洋、東を地中海、北はビスケー湾に面しています。

 

南は地中海の出入り口であるジブラルタル海峡(現・イギリス領)があり、古代ローマ時代にも西端の軍事的要所となっていました。

 

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