エトルリア人の特徴

エトルリア人の特徴

エトルリア人の特徴

エトルリア人は、紀元前10世紀ごろから、イタリア半島中部のトスカーナ地方に暮らしていた民族です。ラテン語ではエトルスキといいます。

 

彼らの系統についてはは以下の2説がありますが判然としていません。いずれにせよインド・ヨーロッパ語族に属さないエトルリア語を使用していたので、イタリア人とは異なります。

 

エトルリア人の系統についての諸説

  1. 小アジアのリュディアからイタリアへ渡来した民族(ヘロドトスの東方起源説)
  2. イタリア先住民(ハリカルナッソスのディオニュシオスの説)

 

この地方に豊富な鉱物や肥沃な耕地を利用し、繁栄していったとみられています。

 

一時ローマをも支配するほど力を勢いがあった民族ですが、紀元前前3世紀にローマの勢力圏に組み入れられ、ローマ人との同化が進み消滅しました。

 

しかし彼ら独自のエトルリア文化の特徴は、ローマ文化における建築、衣服、政治制度などの特徴にも現われています。

 

ちなみに初期の王制ローマの王は移住してきたエトルリア人であったとも考えられています。ローマは後に異民族の王を追放し、初期の共和制に移行しています。

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