ヨーロッパでの紙産業の歴史

ヨーロッパでの紙産業の歴史

ヨーロッパでの紙産業の歴史

ヨーロッパにアジアの製紙技術が伝わるまでは、羊皮紙が使われていました。

 

これは子羊の皮から作った紙です。丈夫で描きやすかったのですが、高価というのが難点でした。

 

キリスト教の経典など重要なものにのみ使われました。

 

17世紀になると、手すき紙の製法が広く普及し、需要の拡大とともに様々な日用品が作られました。

 

ヨーロッパでは主に筆記や印刷用としての需要が大きかったです。

 

産業革命以降の紙生産

やはり紙の歴史において、特筆すべきは19世紀後半の産業革命による紙生産の大変革です。

 

木材からパルプを作る近代技術をあみ出し、近代製紙産業の根幹が形成されました。

 

当初は中国初期の技術と同様、原料は服のボロを使っていましたが、それが木材に変わります。

 

そして紙の製造工程が機械化され、大量生産を可能にしたのがヨーロッパ最大の功績でしょう。

 

1枚ずつしか作れない手すき紙の製法効率という面では歯がゆかったのですが、18世紀になり動力が確保されたことで木材繊維を機械的に製造することが可能になり、その問題はクリアされました。

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