ヨーロッパのホームレスについて考える

ヨーロッパのホームレスについて考える

ヨーロッパのホームレスについて考える

ホームレスとは、貧困や立ち退きなど様々な理由で住居を失い、公園や路上での生活をする人々のことです。

 

路上生活者ともいいますね。

 

こういった人達の存在は発展途上国に限ったことではなく、比較的豊かな地域といえるヨーロッパには300万人のホームレスがいるといわれています。

 

ギリシャの状況
ユーロ危機以降の財政破綻で、ギリシャ経済は落ち込み失業者で溢れ、ホームレスが急増しました。首都のアテネでは大量のホームレスが路上生活を送っています。
ハンガリー
ハンガリーでは路上生活は違法とされています。しかしそれでもブダペストなどを中心に2万人以上のホームレスがおり、議会ではホームレスをシェルター送りにする法案が施行されました。このことは人権面で批判にさらされています。

 

イギリスの状況
ホームレスというのはイギリスで使われ始めた言葉といわれています。

 

17世紀以降成立した救貧法や国民扶助法などに見られるように、イギリスはホームレス問題には国として向き合ってきました。

 

恒久的住宅を確保したりして、何とか支援をつづけています。

 

イギリスは2002年に成立したホームレス法で

 

占拠する法的権利を有し、アクセス可能かつ物理的に使用可能で、継続して居住することが合理的である宿泊場所を有さないもの

 

をホームレスを定義しており、さらに

 

56日以内にホームレスになる恐れがある人

 

もホームレス法の対象になっています。

 

フランスの状況
フランスには約8万6,500人のホームレスがいるといわれています。

 

フランスではホームレスの明確な定義はありませんが、1974年の「家族および社会扶助法典」には 3ヶ月間居住証明できない者を「救済地のない人」とし、ホームレス状態を認識しています。

 

ロシアの状況
ロシアでは2011年時点で35万人いると考えられています。ただこれは過小に見積もった政府発表と考えられており、実際にはロシア人口の3%の150〜420万人はいると見られています。

 

ロシアは零下30度まで下がる気候です。そんな中屋外で一日中過ごすなんて考えただけでもぞっとしますが、そんな状態でも政府の動きはほとんど見られないそうです。

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