ヨーロッパの部屋の間取りの特徴

ヨーロッパの部屋の間取りの特徴

ヨーロッパの部屋の間取りの特徴

「部屋の間取り」には、その国の風習、価値観、土地柄などがよく現われるものです。ヨーロッパの間取りと日本の間取りの違いから、両者の「お国柄」の違いを分析してみましょう。

 

窓の違い

ヨーロッパと日本の平均的な住宅を見比べてみると、ヨーロッパのほうが窓が小さめにつくられています。窓というのはそもそも、換気の為に付けられるものですが、ヨーロッパは全体的に湿気が少ないので、ジメジメすることが少なく、小さな窓でも十分事足りるのです。また日射量の少ない北欧地域では、日光をできるだけ大きく取入れる為、高い位置に窓が付いています。

 

光が入ってこない暗い空間では、カビが発生しやすく、住宅の早期劣化の原因になります。築何百年という家が多いヨーロッパですが、このような工夫で家を長らえさせているのです。

 

 

ダイニングの違い

ヨーロッパではダイニングから見えるようなところにキッチンがある家は少ないです。これはヨーロッパではダイニングは客人をもてなす場であり、キッチンでの作業が見えたり、匂いが届いたりといったことを好まない為です。食事専用の部屋として、ダイニングルームがキッチンとは独立して広く存在する家が多いのです。

 

プライベート空間の違い

ヨーロッパの住宅は、屋内でも公私の空間が明確に分かれています。キッチン、ダイニング、エントランスなどは公の空間とされ、通常この空間で寝巻など究極にフラットな姿で過ごしたりはしません。また個人主義を重視するので、子供には物心つくころには一人部屋が割り当てられます。

 

玄関の違い

ヨーロッパには玄関らしい玄関がない家が多いです。日本の家だと、ドアを開けたら靴を脱ぐ為の素材が異なるスペース、いわゆる玄関があり、玄関から一段上がったところから室内用の素材になっている家がほとんどですが、ヨーロッパではドアを開けたら、同じ素材が室内まで続き、段差もないという家が多いのです。家の中で靴を脱ぐか脱がないかは、国柄や家庭によりますが、脱ぐとしてもその脱ぐべき場所の境界線は曖昧なのです。

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