ゲルマン人のキリスト教との出会い

ゲルマン人のキリスト教との出会い

ゲルマン人のキリスト教との出会い

5世紀以降、現在のフランスにあたるガリアの地に大量のゲルマン人が流入し、西ローマ帝国を滅ぼしフランク王国を建国しました。

 

そして8世紀になると宣教師・殉教者の聖ボニファティウスがフランク王国に訪れ、土着信仰の自然崇拝が主だったゲルマン社会に、キリスト教アリウス派を浸透させていきました。

 

聖ボニファティウスは、カトリック教会、正教会、ルーテル教会、聖公会で尊ばれている聖人です。ドイツでは彼の像がマインツ大聖堂に建っています。

 

アリウス派とは

ゲルマン人が信仰したアリウス派というのは、キリスト教がローマ領内で普及していく過程で生まれたもので、キリストは神ではなく、「神の使い」に過ぎない「ただの人」である、という考え方が根本にあります。

 

その宗教観を広めようとした聖ボニファティウスですが、ニケーア宗教会議で異端とされ追放されてしまい、その後は上述した通り北方のフランク王国で布教を始めたのです。

 

クロービスの改宗

後にフランク王国を統一したクロービス1世(466年頃 - 511年)が、旧西ローマの住民との融和をはかり、ゲルマン社会で主流となっていたアリウス派からカトリックに改宗しました。この改宗は後の西ヨーロッパの文化形成に大きく影響することになります。

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