黒海の地理情報【ヨーロッパとアジアに挟まれる海】

黒海の地理情報【ヨーロッパとアジアに挟まれる海】

黒海の地理情報【ヨーロッパとアジアに挟まれる海】

黒海は、バルカン半島の東、東ヨーロッパ南部と、西アジアの間に位置する地中海の付属海です。

 

ボスポラス海峡、マルタ海、ダーダネルス海峡を経て地中海へと繋がっており、北部はクリミア半島を隔て、アゾフ海と隣り合っています。

 

面積は約42万3000キロメートルで、平均水深1197m、北部、西部には広大な大陸棚が発達しています。

 

歴史

古代より東西貿易の中継地かつ、肥沃な平原が広がる穀物の産地として重要視され、前8世紀からは沿岸各地にギリシアの植民市が建設されました。

 

その後長らくローマの支配下にありましたが、14世紀頃からオスマン帝国が進出し、トルコの支配下に置かれました。

 

ロシアの台頭、イギリス・フランスの介入

18世紀以降ロシアが台頭し、黒海から地中海のルートへ進出、俗にいう南下政策が行なわれるようになり、オスマン帝国と激しく対立します。

 

そして以後数次にわたって勃発した露土戦争(ろとせんそう)によって、トルコの支配力はしだいに弱まっていきました。

 

すると今度はイギリスやフランスがロシアを警戒し支配権争奪戦に加わるようになり、現在でも依然黒海を巡る国際的緊張が続くなど、古今通じて争いの絶えない海となっています。

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