「ヨーロッパ」の語源・由来は?

「ヨーロッパ」の語源・由来は?

「ヨーロッパ」の語源・由来は?

当サイトはヨーロッパの専門サイトなので、何万回とヨーロッパという単語を使っています。当たり前のように使っているこの語ですが、そもそもどうして「ヨーロッパ」なのでしょうか。

 

「西洋」ともいいますが、こちらは「洋(大きな海)の西」という意味で、「東洋」の対立概念として、語から意味がはっきりしています。それに対し「ヨーロッパ」は日常的に聞く言葉ではありますが、言葉から語源がわかる人は多くないと思います。

 

ただこの言葉の語源・由来はヨーロッパの歴史や宗教、価値観とわりと深く関係しているので、覚えて置いて損はないですよ。

 

 

ギリシア神話のフェニキアの王女に由来か

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ティツィアーノ・ヴェチェッリオ画『エウロパの誘拐』(1560-1562年) イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館所蔵

 

古代ギリシア神話には、白い雄牛に変じた主神ゼウスが連れ去ったフェニキアの王女エウローペーが登場します。このエウローペーが語源という説が最も有名です。

 

ゼウスは花を摘んでいるエウロパを見て一目惚れ。勢いのまま連れ去り、ボスポラス海峡を経てクレタ島へ居を置き、子供をこさえました。その子がクレタ王となってヨーロッパ最初の文明「ミノア文明」を築いたとされています。

 

 

木星の衛星エウロパの語源でもある

木星の第二衛生は「エウロパ」と呼ばれていますが、この呼称もフェニキアの王女エウローペーにちなんでいます。エウロパは分厚い氷に覆われた惑星で、氷下の大海に生命が存在する可能性が指摘され、近年注目を集めています。

 

日本語の「ヨーロッパ」の語源

日本語での「ヨーロッパ」は、戦国時代末〜江戸時代初期に伝わったポルトガル語のEuropa(エウロパ)が「えうろつは」と表記され、エウロッパと発音されるようになったことに由来しています。

 

ちなみに漢語では欧羅巴、中国語では歐洲と表記されます。

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