古代ギリシャでは「ボクシング」が人気スポーツだった?

古代ギリシャでは「ボクシング」が人気スポーツだった?

人気の格闘スポーツの1種ボクシングは、拳にグローブを着けた2人の競技者が、上半身全面と側面のみを攻撃対象としてリング上で打ち合い、勝敗を決めるスポーツです。ボクシングを題材にした漫画やアニメ、映画やドラマなど様々な媒体の効果で、日本でも知らない人のほうが珍しいスポーツといえます。

 

しかし誰もが知る一方で、その歴史についてはあまり考えたことがないという人がほとんどなのではないでしょうか。実は現代のボクシングルールに限りなく近い競技が、古代ギリシャでも行なわれていました。

 

古代ギリシャ時代のボクシングとは

ミノア文明(前30世紀〜前15世紀)が栄えたクレタ島の遺跡から出土した壺に、ボクシングをしている様子が書かれています。さらに古いキクラデス文明が栄えたキクラデス諸島サントリーニ島からも、同様の絵が描かれたフレスコ画が出土しています。これらクレタやキクラデスからギリシャ本土にボクシングの文化が伝わり、広がりを見せたと考えられています。

 

ボクシングは人気を博し、第23回古代オリンピックから正式種目となり、後に誕生するパンクラチオンの原型にもなりました。

 

 

ボクシング(boxing)のboxには「平手、拳で殴り合う」という意味があり、このboxは「握りしめた拳」という意味の古代ギリシャ語「puxos(箱)」から派生したものと考えられています。


 
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