古代ギリシャで「音楽」が果たした社会的役割とは?

古代ギリシャで「音楽」が果たした社会的役割とは?

西洋音楽は、西洋哲学や西洋美術同様、古代ギリシャ時代にその基礎が作られました。結婚や葬儀など重要な祭事で演奏されるなど社会的に重要な役割を果たし、学問の対象として様々な研究も行われていました。ここでは古代ギリシャ時代における音楽事情を解説しています。

 

ミュージックの語源

英語で音楽のことをミュージック(music)と言いますが、この語は古代ギリシャ神話に登場する文芸を司る女神ムシケ(musike)の名に由来しています。

 

ただし古代ギリシャにおいて、「ムシケmusike」は音楽だけでなく舞踊もひっくるめた概念でした。そのため後世、ミュージック以外にも、博物館や美術館を意味するMuseumという語にも派生していきました。

 

古代ギリシャ社会における音楽の役割

祭事

古代ギリシャ社会で音楽は葬儀や結婚、演劇や様々な祭事、宗教的行事において用いられるなど、非常に重要な役割を担っていました。オリュンピア祭(古代オリンピック)においても、競技と共に音楽の競演が行なわれたと伝えられています。

 

学問

古代ギリシャでは音楽は学問の対象とされ、音楽の構造や手法を理論立てて説明する「音楽理論」、感覚を重視した実践的な理論「ハルモニア論」を生み出すなどの功績を残しました。

 
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