古代ギリシャの歴史

古代古代ギリシャの歴史

古代ギリシア史年表

 

石器時代

旧石器時代

約20〜40万年前 前期旧石器時代

・古代ギリシャで人類の活動が始まる
・約15万年前〜 中期旧石器時代
・古代ギリシャで人類の活動が活発化

 

約6万〜5万年前 中期旧石器時代

・旧人が活動を始める
・最終氷期に突入
・新人の時代への移行

 

約3万年前〜 後期旧石器時代

・狩猟活動の組織化
・洞窟絵画、女性彫像の出現

 

中石器時代

約1万年前〜 中石器時代

・温暖化で植物が繁茂。人口が増える
・海岸線が上昇し、人類が積極的に海洋へ進出
・農耕の開始

 

新石器時代

前7000〜前3200年 初期新石器時代

・猪・羊・牛・犬などの家畜化
・大麦、小麦、レンズ豆の栽培開始

 

前5800〜前5300年 中期新石器時代

土偶が多数つくられる

 

前5300〜前4500年 後期新石器時代

・環濠集落の出現
・集落同士の抗争が起こるようになる

 

前4500〜前3200年 末期新石器時代

・銅製武器の登場

 

青銅器時代

前30世紀−前12世紀頃 エーゲ文明の繁栄

・青銅器の普及
・エーゲ文明の繁栄
・オリーブ、ブドウの栽培開始

 

前30世紀−前20世紀頃 キクラデス文明の繁栄

・キクラデス文明の繁栄
・大理石製の女性像が多数作られる

 

前30世紀−前14世紀頃 クレタ文明の繁栄

・クレタ文明(ミノア文明)の繁栄
・クノッソス宮殿建設
・線文字A を発明
・カマレス土器の誕生

 

前26世紀−前12世紀頃 トロイア文明の繁栄

トロイア文明の繁栄

 

前16世紀−前12世紀頃 ミケーネ文明の繁栄

・ミケーネ文明の繁栄
・外敵を意識した城壁の出現
・線文字Bの発明
・古代古代ギリシャの宗教の源流が創られる。
・陶器類の絵柄に兵士や武具が描かれるように。

 

前12世紀前 1200年のカタストロフ/暗黒時代開始(〜前7世紀頃)

前1200年のカタストロフと呼ばれる大規模な社会変動に見舞われ、ミケーネ文明含む地中海文明が崩壊した。文字資料が極端に少ない暗黒時代に突入。

 

鉄器時代

暗黒時代に製鉄技術を持つドーリア人が古代ギリシャ世界に移入し、鉄器が普及。鉄器時代が始まった。

 

前9世紀-前7世紀頃(幾何学文様期)

幾何学文様土器の出現

 

前8世紀-前5世紀頃(アルカイック期)

・ポリス(都市国家)の成立(前8世紀頃)
・ポリスによる地中海や黒海に植民市創設(例:マグナ・グラエキア)
・軍事的革新(重装歩兵の台頭/三段櫂船の発案)
・古代ギリシャ美術の発展(等身大の人間石像の出現/壺絵の様式に黒絵式・赤絵式が出現)
・古代ギリシャ文学の発展(古代ギリシャ文字の発明と発展/世界最古の文学『イリアス』『オデュッセイア』の成立)

 

前776年 第一回古代オリンピックが開催

 

前743年 メッセニア戦争(−前724年)

メッセニアを征服したスパルタが古代ギリシャ屈指の広大な領土を獲得する。

 

前710年 レラントス戦争(−前650年)

レラントス戦争は、古代ギリシャ初の国際戦争となった。

 

前650年頃 鋳造硬貨の製造

 

前595年 第一次神聖戦争(-紀元前585年)

古代ギリシャ最古の神託所デルポイをめぐる戦争が起こる

 

前5世紀頃-前4世紀頃(古典期)

・古代ギリシャ建築が最盛期を迎える。
・古代ギリシャ哲学の発展(ソクラテス/プラトン/アリストテレスが有名)
・マケドニア王国やローマなど周辺国の勃興

 

前499年 ペルシア戦争

ペルシア軍が古代ギリシャに侵攻。アテナイを中心とした連合軍がこれを迎え撃つ。カリアスの和約(前449年)をもって終結。

 

前478年 デロス同盟

ペルシア軍の再来に備えたデロス同盟が結成される。その中心となったアテナイが事実上古代ギリシャの盟主に。

 

前448年 第二次神聖戦争

デルポイをめぐる二度目の抗争が勃発

 

前431年 ペロポネソス戦争

古代ギリシャ最有力国家のアテナイとスパルタ両連合軍の抗争が勃発。スパルタが勝利し古代ギリシャの覇権を握る。

 

前4世紀-前2世紀(ヘレニズム時代)

前395年コリントス戦争(−前387年)

古代ギリシャの新たな盟主スパルタへの敵愾心から、諸ポリスが反乱を起こす()

 

前338年 カイロネイアの戦い

古代ギリシャへの影響力を強めるマケドニアとアテネ・テーバイ連合がカイロネイアで衝突。マケドニアが勝利。

 

前337年 コリントス同盟

マケドニア主導の同盟に大半の古代ギリシャポリスが加盟。マケドニアが古代ギリシャ世界の覇権を握る。

 

前261年 クレモニデス戦争

マケドニアの王位継承権をめぐる内戦が勃発する(ディアドコイ戦争(前323年−前281年))
アテナイとスパルタがマケドニア王国に反旗を翻すが、返り討ちに。

 

前215年 第一次マケドニア戦争

イタリア半島で勢力を拡大していた共和政ローマとマケドニア王国の対立が本格化しマケドニア戦争が勃発した。

 

前146年マケドニアがローマ属州に

第四次マケドニア戦争で敗れたマケドニアがローマ属州となり、古代ギリシャ世界の政治的独立が失われる。ヨーロッパの主役は古代ギリシャからローマへ。

 
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古代ギリシャはいつ始まりいつ終わる?

「古代ギリシャ」とはいつからいつまでの時代のことなのか?とはヨーロッパ史を学ぼうとすると誰もが思いつく疑問だと思います。どこを始まりとし、終わりとするかという議論には諸説ありますが一般的には、メロポネソス半島を中心としたバルカン半島やエーゲ海の島々において文明が発生し(紀元前30世紀頃)古代ローマがその地域一帯を支配するまで(紀元前2世紀)が古代ギリシャ時代といわれています。★古代ギリシャの始まり...

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古代ギリシャが衰退した理由とは?

「古代ギリシャ」というのは古代ヨーロッパ社会において、現在のギリシャ共和国を中心に栄えていた文化圏のことを指します。アテナイやスパルタを筆頭とした千以上の小規模自治体=都市国家(ポリス)で構成されており、今のように一つのまとまった国家があったわけではありませんでした。各ポリスは自治独立を最重要視しており、これはギリシャで多様性に富んだ文化が育つ下地にもなったわけですが、この独立志向は多文化圏からの...

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石器時代の古代ギリシャの特徴とは?

古代ギリシャの歴史を大きく区分すると、石器時代/青銅器時代/鉄器時代に3分されます。このうち石器時代とは、武器や祭器、農具や食器など、様々な利器に石材を使用していた原始時代で、前30世紀頃にエーゲ地域に青銅器が普及するまで続きました。旧石器時代のギリシャ年代:紀元前30-40万年前〜紀元前1万3千年前古代ギリシャにおいて、人類の活動が開始されたと推測される時代です。北部にて古代ギリシャ最古の化石人...

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古代ギリシャが一時「暗黒時代」に突入した理由とは?

前12世紀頃、「前1200年のカタストロフ」と呼ばれる大規模な社会変動が起き、古代ギリシャ世界のミケーネを中心に栄えていたエーゲ文明は突如として滅亡してしまいます。経済システム・社会秩序が崩壊し、人口が激減・文化が衰退したことで古代ギリシャ世界の様相は一変し、文明の著しく衰退した暗黒時代に突入したのです。「暗黒時代」と呼ばれる理由前1200年のカタストロフで、彩色技術、線文字Bなど、エーゲ時代に発...

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古代ギリシャの「幾何学文様期」とはどんな時代?

前1200年になり、古代ギリシャでは経済システム・社会秩序の崩壊、人口激減、文化の衰退など、大規模な社会変動が起きました。俗に「暗黒時代」と呼ばれる、大変動の煽りを受けた衰退期は400年間も続きます。その間ドーリス人にもたらされた「鉄器の普及」による社会革新が起こったことはとても重要ですが、ここでは「幾何学様式(きかがくようしき)の出現」という工芸分野の革新について取り上げたいと思います。幾何学様...

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古代ギリシャを再興させた「アルカイック期」の特徴とは?

紀元前8世紀頃から紀元前5世紀頃までの、古代ギリシャで新しい文化が次々と成立した期間のことをアルカイック期といいます。暗黒時代と古典時代の間に位置する時代です。「前1200年のカタストロフ」と呼ばれる社会変動で、1度は文明の崩壊を経験した古代ギリシャ世界ですが、アルカイック期に入り再び高度な文明を築き上げることができたのです。アルカイック期の特徴前1200年のカタストロフで激減した人口は、アルカイ...

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古代ギリシャと古代ローマの違い・共通点とは?

古代ローマとは、イタリア半島中部に位置した小さなポリスから、地中海世界全域を支配下にいれる大帝国にまで成長した国家の総称です。その歴史は、ローマ建国の前8世紀から、ゲルマン人により西ローマ帝国が滅ぼされる後5世紀まで続きました。古代ギリシャは国ではないそれに対して古代ギリシャは、ローマのように周囲の自治体や民族を吸収し、1つの統一国家を樹立したわけではありません。いわゆる古代ギリシャ世界一帯(バル...

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古代ギリシャを衰退させた疫病とは?

古代ギリシャにおいて、トイレや下水道といった衛生設備はあまり充実しておらず、排泄物はほぼ垂れ流し状態で、居住区はかなり不衛生だったと考えられています。そのことでチフス、ペスト、天然痘(てんねんとう)などあらゆる疫病の蔓延を許したことが、古代ギリシャ衰退の遠因になったといわれています。戦争に追い打ちをかけた「アテナイのペスト」とは古代ギリシャの戦争といえば、アテナイ・スパルタの2大ポリスの対立に端を...

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古代ギリシャと古代エジプトの関係とは?

哲学・芸術・文学・政治学・医学・・・現代社会を構成するあらゆる分野において、その発展の担い手となったのはヨーロッパです。そしてヨーロッパの原点は古代ギリシャなので、この時代最も進んでいたのは古代ギリシャと思われがちですが、実はそうではありません。ギリシャ世界はそもそも資源の少ない貧相な土地で、文明が栄え始めたのは、造船技術・航海技術が発達し、地中海の向こうから様々な物や情報を取り入れることが出来る...

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古代ギリシャ時代に世界最古のパソコンがあった?

1901年にエーゲ海・アンティキティラ島近海の沈没船から、歯車のような用途不明の遺物が発見されました。長らくその実態は謎に包まれて、「オーパーツ」と呼ばれることもありました。「アンティキティラ島の機械」と呼ばれるこの機械。近年の研究で、どうやら「古代ギリシャ時代の計算機」、かつ「世界最古のアナログコンピューター」だったのではといわれています。「アンティキティラ島の機械」の用途アンティキティラ島の機...

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ギリ“シア”とギリ“シャ”の違いとは?

ギリ“シア”とギリ“シャ”、2つの表記法がありますが、別にどちらが正しくてどちらが間違っているというものはないのです。ただ一般的には以下のような使い分けがなされています。ギリシアとギリシャの表記使い分けギリ“シア”歴史/人文/哲学など学術系における表記。(例:古代ギリシア、ギリシア神話、ギリシア哲学など)ギリ“シャ”現代の国号、新聞・テレビなどのメディアの表記。(例:ギリシャ共和国、ギリシャ政府、...

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ギリシャ人の自称「ヘレネス」の意味とは?

古代ギリシャ人は自らのことを「ヘレネス」と呼び、その住む国土のことをヘラスと呼んでいました。自分達が古代ギリシャ神話の美女ヘレネの子孫であるという言い伝えを信じていたためで、ヘレネの子孫という意でヘレネスと呼んだのです。前4世紀末からは、オリエント文化と古代ギリシャ文化が融合したヘレニズム文化が繁栄しましたが、この「ヘレニズム」とは「ヘレネス」に由来する語で、「古代ギリシャ風の」という意味をもちま...

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エーゲ文明を滅ぼした「前1200年のカタストロフ」の原因とは?

紀元前1200年頃、地中海東部で文明が次々と滅ぶ「前1200年のカタストロフ」と呼ばれる大規模な社会変動が起こります。線文字や彩色技術など先進的な技術を持っていた、古代ギリシャ最古のエーゲ文明もそのうちの1つでした。ここではその原因や影響について解説しています。「前1200年のカタストロフ」の原因数千年続いた文明をわずか1世紀のうちに滅ぼした「大変動」とは何だったのか。多くの歴史学者が真相を探って...

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