ローマ軍で重用された歩兵戦術「テストゥド」「ファランクス」とは?

ローマ軍で重用された歩兵戦術「テストゥド」「ファランクス」とは?

ローマ軍が、数や体格で勝るゲルマン人やガリア人などの敵にも勝つことができたのは、統制のとれた国家だからこそとれた巧みな戦術や陣形があったためです。今回はそんなローマの強さを支えた戦術・陣形を紹介したいと思います。

 

テストゥド

テストゥドは、ローマ軍の歩兵戦術の1種です。歩兵が密集隊列を組み、先頭の兵士がスクトゥム(盾)を前方に、後ろの兵士が上方に構えることで、前方や上方からの主に飛び道具による攻撃を防ぐことができます。

 

ただこの戦術は、機動力が落ち、白兵戦が難しくなるほか、先頭の兵士の頭やスネが無防備になるという欠点がありました。

 

ファランクス

ファランクスは歩兵戦術の1種です。ローマのみならず、古代世界の戦闘では広く用いられた戦術です。重装歩兵が密集陣形を組み、集団が一斉に攻撃をします。

 

ファランクスにも様々な形態がありますが、とくにマケドニアのファランクスは有名で、上述したテストゥドはマケドニア式ファランクスを発展させたものです。

 
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