ダキア人の特徴|人種・言語・歴史・宗教など

ダキア人は、紀元前1000年頃から、現在のルーマニアにあたるダキア地方に住んでいたトラキア系の民族のことです。現在のルーマニアでは、このダキア人とローマ人の混血である「ダコ・ロマン人」がルーマニア人の祖先であると考えられています。

 

ダキア人の居住地「ダキア地方」とは

ダキア地方(現在のルーマニアの国土)はドナウ川の北側に拡がる広大な地域です。かつてダキア人が支配していた地で、一時期はローマを脅かすほどの力を持っていました。しかし2世紀初めにローマ帝国の皇帝トラヤヌスがダキア戦争を始め、二次に渡る長期戦の末、ローマの属州となりました。

 

ダキア地方の場所(現ルーマニア)

 

ダキア人の歴史

ダキア人が栄えていた頃、古代ギリシア人には「ゲタエ人」と、古代ローマ人には「ダキア人」と呼ばれていたようです。一時はローマの脅威となるほどの存在でしたが、101年に起こったダキア戦争に敗れローマに服属することになりました。その後ローマの保護下で平穏な状況が続き増したが、3世紀に入りローマの国力が脆弱になったことで、様々な民族の侵入を受けるようになり、ついにダキアの文化は消滅してしまいました。

 

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