セルビア人のルーツ

 

セルビア人は、南スラヴ人の一派で、ルーツとしてはクロアチア人と極めて近い民族です。

 

南スラヴ人は7世紀頃バルカン半島中西部(旧ユーゴスラビア)に住み始め、その中で最も有力なセルビア人が、12世紀後半にはセルビア王国を建国、セルビア正教会を作るなど、現セルビアのベースを確立しています。

 

15世紀半ば以降は、アナトリアからバルカン半島に進出してきたオスマン帝国の支配下に入るも、ナポレオン戦争を通じて民族主義運動が高まり、19世紀後半に自治権を拡大。

 

1878年のサン・ステファノ条約とベルリン条約で再び独立を果たしました

 

ユーゴスラビアの成立から解体

独立後はブルガリアやオーストリアなど近隣諸国との抗争が加熱し、第一次世界大戦の原因を作っています。(サラエボ事件)

 

第一次大戦後には南スラヴ人による共同国家ユーゴスラビアを建設するも、セルビア人による独裁体制であったため、クロアチア人との対立が激化。

 

その結果、ユーゴスラビアは解体され(ユーゴスラビア紛争:1991~2001)、2003年ユーゴスラビアの継承国としてセルビア・モンテネグロが成立しましたが、2006年にはモンテネグロがセルビア・モンテネグロからの分離独立を宣言し、現在に続く単独国家セルビアとなったのです。