スイス人のルーツ

 

もともとローマ人が支配していた地域で、5世紀にローマ人が放棄した後は、移住してきたゲルマン系アレマン人とラテン化した先住ケルト人との混血が進み、ラテン文化を有する現在のスイス人の基礎が形成されました。

 

スイスには、ドイツ語圏、フランス語圏、イタリア語圏、ロマンシュ語圏と様々な言語圏があり、これは紀元後3世紀頃からの民族移動で、ゲルマン民族(ブルグント人、アラマン人、ランゴバルド人など)が大挙した結果生じた言語分布です。

 

つまりスイス人とは、人によって異なる民族的ルーツを持つ混成民族であることに留意が必要ですが、フランク王国〜神聖ローマ帝国時代を通して形成された、ラテン系ケルト人とゲルマン人の混成民族を、大多数のスイス人の共通祖先とみて間違いないでしょう。