ギリシャ人のルーツ

 

「民族」としてのギリシャ人とは、ギリシャ語を母語とし、主にバルカン半島やキプロス島などに分布する民族のことで、ヨーロッパの源流を作った古代ギリシャ人と、中世以後ギリシャに流入したスラブ人の混血が、多くの現代ギリシャ人の共通祖先です

 

古代ヨーロッパ世界において美術・建築・演劇・哲学・政治など文化面で卓越し、ギリシャ系国家のマケドニア王国の領土拡大とともに、地中海世界各地にギリシャ文化が広がりました。

 

紀元前2世紀にローマに征服されるものの、ギリシャ文化は「文化的にはローマを征服した」といえるほどにローマに影響を与え、ラテン文化とともにヨーロッパ文明の揺籃となったのです。

 

中世以来、ギリシャ人独自の国家を持つことはなく、東ローマ帝国、オスマン帝国と大国の支配を受けてきましたが、1822年からオスマン帝国から独立し、ギリシャ人国家を建設しています。