ポルトガル人のルーツ

 

民族としての「ポルトガル人」とは、ポルトガル語を母語とし、主に現在のポルトガルやポルトガル旧植民地に暮らす民族のことです。

 

ポルトガルの地には旧石器時代から人が暮らしていましたが、ポルトガル人のルーツは、古代から中世にかけて、ケルト人、イベリア人、ローマ人、ゲルマン人など民族の混血が進む中で形成されたと考えられます。

 

とりわけポルトガル語の起源はラテン語であることから、ポルトガル文化はローマのラテン文化(+ローマ人が影響を受けたギリシャ文化)の影響をとくに強く受けています。

 

レコンキスタとポルトガル海上帝国の建設

そんなポルトガル人の共通祖先は1143年にポルトガル王国を建設し、13世紀までにレコンキスタを完了させます。そして大航海時代の先駆けとなり、海外各地の植民地の建設により「ポルトガル海上帝国」を体現。

 

新世界からの莫大な富の流入でポルトガル王国は大いに栄え、この時代の文化的繁栄により現在のポルトガル文化の基礎が確立されていったのです。

 

大航海時代のポルトガル人の交易圏は日本にもおよび、室町時代〜江戸時代の日本人からは、南方を経由して来日していたことから「南蛮人」と呼ばれていました。