イタリア人のルーツ

 

イタリア人とはイタリア語を母語とする、主にイタリア半島に分布する民族のことで、かつて地中海世界を統一し、ローマ帝国の繁栄によりヨーロッパ世界の原型を作った古代ローマ人を祖先としています。

 

西ローマ帝国滅亡後は、ゲルマン民族侵入の混乱を経て、小国分立時代に突入します。フランス・オーストリアなど周囲の大国のイタリアを巡る覇権争い(イタリア戦争)や、イタリア都市国家同士の抗争により、イタリア民族による単一国家の形成は大幅に遅れることとなりました。

 

イタリア統一運動

イタリア民族による統一国家の樹立の気運が高まったのは、フランス革命、ナポレオン戦争を経た1815年以降のことで、カルボナリ、青年イタリアなどの秘密結社主導で独立運動が展開されるようになりました。

 

1848年以降はウィーン体制の崩壊をうけ、イタリア統一運動もいよいよ本格化し、1861年にはガリバルディ率いる千人隊(赤シャツ隊)の活躍もあり、イタリア半島全土の統一が実現。古代ローマ時代以来のイタリア統一国家イタリア王国が建設されたのです。