ヨーロッパの労働環境|労働時間が短いのはなぜ?

日本は労働時間が長い割に生産性がないとはよく言われますよね。毎日深夜までくたくたになるまで働いても、年収がバイト以下…なんて話もよく聞きます。努力に比して見返りが少ないのは将来への閉塞感にも繋がりつらいことです。そんな日本の現状と対比されることが多いのがドイツ、フランス、イギリスなどヨーロッパ諸国の労働環境です。

 

 

ヨーロッパの労働環境

ヨーロッパの労働形態は効率的で、残業はしない(させない)、長期休暇が当たり前…というケースが日本よりも一般的なようです。データで見ても、日本より労働時間が短いのに、1人あたりの生産性が日本より高く、成長率も日本より高い国が多いです。

 

ヨーロッパ各国の平均労働時間

日本 :1745時間
オランダ :1384時間
ドイツ :1393時間
ノルウェー :1418時間
デンマーク :1430時間
フランス :1479時間。

 

※経済協力開発機構(OECD)の2012年調査結果より

 

ドイツは週平均労働時間が35時間と日本の42時間を大きく下回っています。年労働時間を見てみても、ヨーロッパ諸国の労働時間は日本より約270〜360時間も短いことがわかります。

 

ヨーロッパの労働効率が良い理由

どうしてヨーロッパ人は日本人より労働時間が短いのに、生産性は日本人より上なのでしょうか。それは以下の点が大きいといわれています。

 

オン・オフのメリハリがある

ヨーロッパ人は、何よりも家庭の時間を最優先にする傾向があります。「仕事の為に生きているわけではない」という意識が強く、オンオフのメリハリがハッキリしています。つまり仕事の時は仕事以外はせず、プライベートでは一切仕事に関わることはしないのです。

 

個を重視する価値観

個を重視するヨーロッパに対し、日本は善くも悪くも全体(和)を重視しますよね。これはもめ事が起きにくいというメリットもありますが、無駄な会議や人間関係の構築に労力を使い、生産性が落ちるというデメリットもあります。

 

完璧主義を捨てている

日本人は完璧主義過ぎる、というのもよく言われることです。日本は顧客満足度100%を目指しますが、ヨーロッパは90%あれば十分でそれ以上は目指しません。残り10%はクレーマーと割り切って無視するのです。日本はこの残り10%を気にしすぎるが故に、長時間労働になってしまっている面もあると言われています。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。もちろんヨーロッパと一括りにいっても、国や企業によっても異なるでしょうし、全部が全部日本より優れているとは限りません。しかしそれでも見習うべきところは見習って、日本の労働環境改善に繋げていけるといいと思います。

 

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