ヨーロッパ経済の特徴

ヨーロッパと聞けば先進的、裕福というイメージが浮かぶ人が多いかもしれません。実際大州の中で、ヨーロッパの経済規模は北アメリカすら上回ります。世界の国別のGDPランキングでは、上位10位のうち5カ国はヨーロッパ諸国で占められており、事実最も豊かな地域といっても過言ではないでしょう。(5位ドイツ、6位イギリス、7位ロシア、8位フランス、10位イタリア:『ザ・ワールド・ファクトブック』より)ヨーロッパのこの経済規模は何に裏付けされているのでしょうか。

 

 

ヨーロッパ経済を支えるユーロ圏とは

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ヨーロッパ経済を語る上で認識の外に置けないのは、ユーロ圏という単一経済統合地域です。ユーロ圏とはユーロという共通通貨を導入している19カ国で成る地域のことで、人口3億2600万人を擁す世界最大の経済圏となっています。ユーロを導入した国は、欧州中央銀行という経済面における強力な後ろ盾を得ています。

 

ヨーロッパ経済の歴史

このようなヨーロッパの単一経済統合地域の形成にいたる道のりは、1957年にローマ条約で成立し、58年にヨーロッパ経済共同体(ECC)を発足したところからスタートしました。ECCは加盟国が経済的には同一の国として、経済統合による市場発展を目指していくという目指す国際組織です。

 

ECCがEUに

当初はフランス、西ドイツ、イタリア、ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)の6ヵ国が加盟しましたが、後にギリシア、アイルランド、デンマーク、スペイン、ポルトガルなども次々加盟していきます。欧州連合の設立により、ECCは役目を終え廃止となりましたが、その機関はEUに継承されました。

 

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