ヨーロッパを襲う異常気象の原因|猛暑で山火事に…

人間の活動の影響による異常気象は世界的に観測されていますが、ヨーロッパも例外ではありません。顕著な例が気温上昇です。近年、ヨーロッパには前例のない熱波が到来し、スペインやポルトガルなどを筆頭に、ヨーロッパ全域が破壊的な環境被害を受けています。

 

 

ヨーロッパの異常気象の例

氷山が溶け出す

2018年、スウェーデン北部のケブネカイセ山では、国内最高峰の南側山頂部を覆っていた氷河が溶けて標高が約4メートルも低くなってしまいました。氷河が溶け出すほどの高温で、周辺の生態系に大きな影響が出ているそうです。トナカイやヒツジなどは涼しくて日差しが避けられるトンネルに逃げ込むこともあるのだとか。同時期北極圏ではすべての地点で過去最高気温を記録していました。

 

<スウェーデンで起こった山火事>

 

山火事が発生

2018年、北ヨーロッパのスカンジナビア半島では大規模な山火事が発生しました。同年ギリシアでも森林火災が発生して、91人もの人が亡くなりました。さらに熱波によって家畜が乾きで死んだり、農作物が枯れたり、ヨーロッパ全域の農家が干ばつの被害に合い、政府やEUに資金援助を求める声が相次いでいます。

 

<ギリシャの森林火災>

 

異常気象の原因

ヨーロッパというのは本来夏でも過ごしやすい地域が多く、猛暑が原因でこのような事態が起こることは希でした。このような異常気象が起こるようになった原因としては、太陽活動の変動、地球温暖化、ヒートアイランド、森林破壊、砂漠化などが関係していると思われています。いずれにせよ、人類の活動が関係している可能性は高く、今後いっそう環境対策の強化が叫ばれることでしょう。

 

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