ヨーロッパのオーロラが見れる国や時期は?

オーロラは極地のはるか上空にある大気中の元素と、太陽プラズマが反応して生じる光です。南北両極で発生し、南極で発生するオーロラは「サウザンライツ(南極光)」、北極で発生するオーロラは「ノーザンライツ(北極光)」とも呼ばれています。オーロラは極点から少し離れた緯度65度〜70度のドーナツ状の領域から観察でき、この領域内に入る北欧地域の一部では、ノーザンライツ(北極光)を観察することができます。

 

 

「オーロラ」の名前の由来

「オーロラ」という呼称はローマ神話の暁の女神アウロラ(Aurora)に由来しています。アウロラはギリシア神話のエーオースと同一視されています。暗闇を打ち払い、この世に光を与えてくれるのはアウロラの存在によるものという考えから名づけられたようです。名付け親はフランスのピエール・ガッサンディ(ガリレイという説もあり)で、17世紀頃から使われはじめたといわれています。

 

ヨーロッパとオーロラの歴史

古代〜中世

古代ギリシアの哲学者アリストテレスは著書『気象学』にて、オーロラを「天の裂け目から吹き出す炎」と説明しています。また一部の地域では、時々現れる赤いオーロラから「血液」を連想し、神の怒りによる大災害や戦争の前触れであると信じられていました。一般的にオーロラは超自然的な出来事と捉えられていたのです。

 

近世以降

ヨーロッパにオーロラを科学的現象として捉えようとする動きが出始めました。イギリスの天文学者ハレーは、1716年にオーロラを観測し論文を発表しています。ハレーはオーロラの縞模様が地球の磁力線に沿って現れると考え、発光現象の正体は、「磁気原子」という仮想の原始が地球内部から吹き出したものと仮説を立てました。
またこのハレーの説を支持したフランスの物理学者ビオは、「磁気原子」の噴出は火山の噴火にともなうものだと主張しました。

 

ヨーロッパでオーロラを見るには

見られる国

ヨーロッパでオーロラが見られる確率が高いのは北欧(北ヨーロッパ)です。アラスカ、アイスランド、スカンディナヴィア半島(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)などがオーロラの観光スポットとして知られています。

 

ノルウェーがベストスポットとして有名

とくにノルウェー北部トロムソはオーロラのベストスポットとして、オーロラ目当てに訪れる観光客が多いです。ノルウェーは南北に長い国土で、その北部はオーロラの発生条件がそろう北極圏に入るのです。トロムソには専用の観測場所もあり、オーロラの見れる町といえばここと答える人は多いです。

 

見られる時期

オーロラは基本夜が長い真冬によく見えます。極地に近い北欧のオーロラシーズンは秋から春までと長く、まだ雪の積もらない9月や、冬を過ぎたばかりの4月でも出現します。

 

見られる環境

その日の気候によっても見えやすさは変わり、星空が見えるほどの晴天である/月明かりが少ない/街灯りが少ない、といった条件が整えばいっそう綺麗に観察できるようになります。オーロラの発生は気象条件に左右され確実に見られるとは限りませんが、1日に発生する確率は6、7割といったところで、3泊4泊と連泊するなら見られる確率はかなり高くなると思います。

 

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