アイスランド音楽の特徴と歴史

アイスランドは北欧の島国で、氷河と火山が織りなす美しく厳しい大自然が有名な国です。ヴァイキングを祖先に持つ誇り高いアイスランド人たちの間で、音楽はどんな発展を遂げてきたでしょうか。

 

アイスランドの独自性

アイスランドはアイスランド語を公用語と定めています。これは9世紀の建国当初から今に至るまでほとんど形を変えずに使い続けられてきた、非常に難解かつ独自の美しさをもつ言語です。アイスランド語は、彼らの文化の独自性を守るのに非常に大きな役割を果たしてきました。

 

アイスランドは9世紀にその島に移住したヴァイキングたちによって建国されましたが、近隣諸国の支配下に置かれた時期がありました。しかし、アイスランド語の難解さが他国の統一化政策を押しとどめるのに一役買い、伝統的な歌や神話を残すことができたのです。

 

伝統的な歌の中には、エルフやトロールなど神話の登場人物についてのユーモラスな物語が含まれます。またリームルと呼ばれる謡もありますが、これは楽器があまり発展しなかったアイスランドならではの声の芸術で、たいていアカペラです。

 

現代のアイスランドでは、音楽は日常生活の一部で、多くの人が趣味で作曲をしたりCDを作ったりします。プロのミュージシャンたちは、政治問題や環境問題について訴える歌を書くことも多くあります。アイスランド人にとって音楽は、彼らの生活、ことば、文化そのものなのです。

 

おすすめの楽曲

Sigur Ros;Hoppipolla

シガーロスは1994年に結成されたアイスランドの国民的バンドで、アイスランド語をもとにしたホープランド語という独自の言語も編み出しながら音楽活動をしている。

Big Music in Small Rooms

15世紀の、アイスランド人の拉致事件について歌ったリームルで、ニューヨークタイムズに掲載された。

 
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