ヨーロッパに路面電車が多い理由

ヨーロッパ各国には「トラム」(ドイツではシュタットバーン、ベルギーではプレメトロとも)と呼ばれる路面電車がたくさん走っています。特に東欧では、極めて細部にまで路線網が張り巡らされており、都市交通の中心的な役割を担っています。ヨーロッパは世界で最も路面電車の有効利用に成功した地域といえ、市内をトラムが走る光景は、ヨーロッパ風物詩の1つといえます。

 

ヨーロッパで路面電車が増える理由とは?

今でこそヨーロッパのあらゆる都市で、たくさんの路面電車が運行されていますが、自家用車の普及にともない、路面電車の廃止や削減が進んだ時期もありました。しかし1990年頃から環境汚染が問題視されるようになり、自動車やバスと比べ二酸化炭素排出量の少ない路面電車が再びクローズアップされ、復活や新設が進んだのです。

 

環境問題への意識の現われ?

ヨーロッパは世界に先駆けて工業化を遂げたので、大気汚染や水質汚染などの環境問題にも真っ先に直面しました。排ガスや排水などの規制がどこよりも厳しいのはその為で、路面電車普及の背景の1つにそれがあるといえるでしょう。

 

ベルギーの路面電車

ブリュッセル・ベルギーのトラム
トラムには1両のものもあれば、2両、3両と連結しているものもある。

 

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