ヨーロッパ大陸の形成過程|大陸移動の歴史を知る
ヨーロッパ大陸はユーラシア大陸の西端地域。ユーラシア大陸は、地球の陸地面積の40%を占める地球最大の大陸で、現在の形になるまで膨大な年月を費やしました。ここではユーラシア大陸ができるまでの流れを年表で紹介します。
ユーラシア大陸の形成過程
22億5000万年前 | バルト盾状地、サルマティア・クラトン形成、ヴォルガ-ウラリア盾状地が合わさり東ヨーロッパ・クラトン(バルティカ大陸)へ発達 |
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15億年前 | バルティカ大陸が超大陸のコロンビア大陸に取り込まれる。 |
11億年前 | コロンビア大陸とアークティカ大陸が合わさってロンディニア大陸が形成。 |
5億5000万年前 | バルティカ大陸が大陸として孤立する。 |
4億4000年前 | バルティカ大陸がローレンシア大陸と合わさり、ユーラメリカ大陸が形成。 |
2億5000万年前 | ユーラメリカ大陸がゴンドワナ大陸に衝突し、パンゲア大陸が形成。 |
1億9000年前 | パンゲア大陸がゴンドワナ大陸とローラシア大陸へと分裂し、ローラシア大陸はローレンシア(北アメリカ)とユーラシアに分裂する。 |
およそ1億9000年前にユーラシア大陸、すなわちヨーロッパと呼ばれる半島同時にできたということになります。ちなみにその後ヨーロッパで人類が活動を始めたのは、およそ180万年ほど前といわれています。