ヨーロッパの地形的特徴1.フィヨルド|場所やでき方について

ヨーロッパの地形的特徴1.フィヨルド|場所やでき方について

ヨーロッパの地形的特徴1.フィヨルド|場所やでき方について

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ヨーロッパのスカンディナヴィア半島、トルコ海岸には、フィヨルドと呼ばれる複雑な地形が形成されています。ここではこの複雑な地形がいかにしで出来たのか、またその地形がもたらす作用について紹介しています。

 

 

フィヨルドの場所

最も有名なのがトルコ海岸にみられるフィヨルドです。ヨーロッパだとグリーンランドやアイスランドにもフィヨルド地形がみられます。

 

<ノルウェー海岸のギザギザ地形がフィヨルド>

 

フィヨルドの特徴

  • U字状の形状をしている。
  • 湾口から湾奥までの幅は同じくらいでかつ細長い。※
  • 海岸線は湾奥以外は断崖絶壁になっている場合が多い
  • 水深が深い

 

※ノルウェーのソグネ・フィヨルドは長さ200kmにも及びますが、湾の幅は数km程度と細長いです。同フィヨルドの水深・両岸の崖は1,000mを越えます。

 

フィヨルドを利用の産業

サケの養殖

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フィヨルドでは産地から雪解け水が流入することで、サケの繁殖と成長に適した環境(水温や塩分濃度)になっています。その為フィヨルドに作られた生け簀でサケの養殖がさかんに行なわれています。

 

観光と農業

ノルウェー側の西部と北部に見られるトロンヘイム・フィヨルドは、その美しい景観から観光名所としても人気がある場所です。またこのフィヨルドの南東岸は肥沃な土壌に覆われており、農業生産もさかんなことで知られます。

 

フィヨルドのでき方は?

フィヨルドは、寒帯でよく見られ、氷河による侵食で地形がU字状に削りとられた後、そこに海水が流入することでできたものです。現在あるフィヨルドは、氷河時代の終盤、氷が溶けて海面が上がった際に、深い谷の一部が海面下に没することで形成されたものです。

 

フィヨルドが出来るまでの流れ
  1. 数万年もの膨大な時間を経て、降り積もった雪が溶けずに圧で固まり、氷河となる。
  2. 氷河の氷が1年間に数百メートルというスピードで、斜面の地表を削り取りながら下っていく。
  3. 2により何万年という時を経て、U字型の深い谷が形成される。

 

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