ヨーロッパの海峡一覧|名前を覚えよう

海峡は古代ヨーロッパの時代より、軍事・国際政治上の重要なポイントとされてきました。この記事ではヨーロッパにある主要な海峡を紹介します。

 

 

イルベ海峡

 

最狭部の幅:27キロメートル
接続:リガ湾〜バルト海
特徴:イルベ海峡は、エストニアのサーレマー島の南端に当たる、ソルベ半島とラトビアのクールラント半島の間にある海峡です。3月頃の寒冷期には海氷に覆われています。

 

オトラント海峡

 

最狭部の幅:約85キロメートル
接続:イオニア海〜アドリア海
特徴:オトラント海峡は、イタリアのブリンディジとギリシアのコルフ島の間にある海峡です。古くから軍事・交通の要衝として機能していました。古代ではローマ帝国領内の主要な交通路で、中世ではヴェネツィア共和国の軍事上の重要拠点となっていました。

 

カルスキエボロタ海峡

 

最狭部の幅:50 km
接続:カラ海〜ペチョラ海(バレンツ海の一部)
特徴:カルスキエボロタ海峡は、ロシア連邦のネネツ自治管区にあるバイガチ島とノヴァヤゼムリャ間の海峡です。平均水温は0.9度で、1年のほとんどを海氷に覆われていますが、温暖な時期には氷が溶け開通します。

 

ケルチ海峡

 

最狭部の幅:4.5q
接続:アゾフ海〜黒海
特徴:ケルチ海峡は、黒海とアゾフ海を結ぶ海峡です。ロシアとウクライナの国境に位置し、1991年のソ連解体以後、両国の間で国境紛争が発生した場所です。様々な魚が生息する漁場としても知られています。漁期は晩秋から数か月続きます。また古代ギリシアの歴史家ヘロドトスによれば、冬になると遊牧民が凍った海峡を渡ったそうです。

 

コルフ海峡

 

最狭部の幅:3q
接続:アドリア海〜イオニア海
特徴:コルフ海峡は、イオニア海に属し、ギリシアのコルフ島と、アルバニアの南端およびギリシアのイオニア地方北部との間の海峡です。1946年 10月 22日、コル府海峡を通行中のイギリス艦隊が、アルバニアからの攻撃を受けて、86人の死傷者を出す事件がありました。(コルフ海峡事件)

 

ジブラルタル海峡

 

最狭部の幅:14q
接続:大西洋〜地中海
特徴:ジブラルタル海峡は、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸を隔てる海峡です。北はスペインおよびイギリス領のジブラルタル、南はモロッコとなっています。古来より東の地中海と西の大西洋を繋ぐ出入り口として軍事・交通の要衝とされてきました。海峡の入口にあたる両岸の岩山は、古代では「ヘラクレスの柱」と呼ばれていました。

 

ダーダネルス海峡

 

最狭部の幅:1.2q
接続:エーゲ海〜黒海
特徴:ダーダネルス海峡は、地中海に繋がるエーゲ海と、黒海に繋がるマルマラ海を結ぶ海峡です。ボスボラス海峡と同様、アジアとヨーロッパを隔てる境界になっています。古代より軍事上の重要拠点とされてきて、過去マケドニア人やペルシア人などが、アジア世界進出もしくはヨーロッパ進出への足掛かりとして、この海峡を渡りました。

 

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