大西洋の特徴|場所、歴史、気候、面している国など

大西洋は太平洋、インド洋に並ぶ世界三大大洋の一つ。ヨーロッパ大陸の西にあり、ヨーロッパ大陸とアメリカ大陸に挟まれた海域です。平均水深3300m、最大深度8380m。
今や西洋文化は日本含め世界中に浸透していますが、それは15世紀以後、この海を介してヨーロッパ諸国が世界中に進出したことが始まりでした。欧州史的にも世界史的にも重要な意味を持つ海域なので、基本データは抑えておきましょう。

 

 

大西洋の名前の由来

日本語名の由来

日本語の呼称である「大西洋」は、中国で提唱された西洋・東洋の概念に基づき、「西方の大きな海」という意味で大西洋と呼ばれるようになりました。

 

英語名の由来

大西洋は英語で「Atlantic Ocean」と呼びます。このAtlanticの語源については諸説ありますが、ギリシア神話の巨人「アトラス (Atlas)」 に由来するというのが最も有力視されています。
アトラスは神々の戦いでゼウスに敗れたことで、西の果てに追いやられ、そこで天空を背負うよう命じられます。その時アトラス踏みしめた場所がアトラス山脈と呼ばれるようになり、その山脈に接する海ということで「Atlantic Ocean」という名称が生まれた、という話です。

 

大西洋の場所

大西洋の地図(GoogleMapより)

 

大西洋に面している欧州諸国

アイスランド、アイルランド、オランダ、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フランス、ベルギー、ポルトガル

 

大西洋の気候

偏西風

大西洋は北大西洋海流という暖流を生み出しています。この海流により温められた空気が、偏西風によりヨーロッパに運ばれているので、ヨーロッパは他の同緯度地域より温暖な気候です。

 

大西洋ニーニョ

大西洋熱帯域では、数年に1度の頻度で水面温度が通常より高くなる大西洋ニーニョが発生します。ただしエルニーニョ現象より水温偏差は小さいです。

 

大西洋の歴史

さほど航海技術が発達していない古代ヨーロッパでは、沿岸に限定した交易がさかんで、重要な商業航路になっていました。大航海時代になると、西ヨーロッパ諸国がこぞって大西洋に進出し、アメリカ大陸を発見したことで交易の中心が地中海から、大西洋にシフトしました。大西洋の存在は、アジアや新大陸からの莫大な富をもたらし、ヨーロッパ列強の植民地主義に火をつけるきっかけになったのです。

 

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