ソフィア(ブルガリアの首都)の歴史
〜トラキア人の集落が起源〜

ブルガリアの首都は、同国西部の盆地に位置するソフィア(Sofia)です。標高595mとヨーロッパではマドリードに次ぎ、高い標高を持っています。また、ボヤナ教会、聖ゲオルギ聖堂、聖ソフィア聖堂など中世由来の歴史的建造物が多く、都市中心部で金色に輝く「アレクサンドルネフスキー寺院」は、正教会における世界最大級の聖堂として知られます。

 

「ソフィア」の語源

「ソフィア」という都市名は「英知」という意味で、6世紀に再建された「聖ソフィア寺院」の名前にちなんでいます。

 

ソフィアの起源と発展史

ソフィアは、紀元前8世紀頃トラキア系セルディ族に建設された集落が起源です。前29年にローマ人がこの地を征服すると、「セルディカ※」と呼ばれるようになりました。809年に第一次ブルガリア帝国に併合されますが、1385年にオスマン帝国に併合され、以後500年以上同国の支配を受けることになりました。

 

1878年にブルガリアがオスマン帝国の支配から脱すると、ソフィアは独立国家ブルガリアの首都に選ばれました。第二次世界大戦で枢軸国に与したことで、連合国軍からの攻撃を受け、少なくない被害を受けましたが、戦後は機械・化学・繊維工業の街として復興を遂げ、現在に至っています。

 

現在もソフィア中心部の地下道にある「セルディカの遺跡」は古代ローマ時代の名残です

 

 
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