ベルリン(ドイツの首都)の歴史
〜「壁」で分断された冷戦時代〜

ドイツの首都は、ハーフェル川(エルベ川支流)とシュプレー川(ハーフェル川支流)の合流域に位置するベルリン(Berlin)です。約890平方キロメートルの市域面積に、約360万人の人口を擁するヨーロッパ有数のメガ首都として知られます。

 

ベルリンの起源と発展史

1160年頃に建設されたブランデンブルク辺境伯アルブレヒトがベルリンの起源です。14世紀以降ハンザ同盟のもと栄え、15世紀にはブランデンブルク辺境伯領の、18世紀にはプロイセンの首都になるなど、ドイツの中心地として強い存在感を示すようになりました。

 

そして1871年にプロイセン主導でドイツ統一が達成されると、引き続き首都としての役目を引継ぎ、ヨーロッパ列強に迫る「帝国」の躍進に伴い、ベルリンも繁栄を謳歌したのです。

 

戦後のベルリン

第2次世界大戦で敗戦国となったドイツは、連合国(アメリカ・イギリス・フランス・ソ連)の共同統治下に置かれることとなりました。東西冷戦が激化すると、ソ連の「ベルリン封鎖」(1948年)により、ベルリンは東西に分断され、1961年には冷戦時代の象徴となる、156kmに亘る「ベルリンの壁」が築かれました。

 

長い分断の時代を過ごしたベルリンですが、1989年にはソ連衰退と東ヨーロッパ諸国の「民主化」の流れで「壁」が崩壊し、1991年には東ドイツが西ドイツに併合される形でドイツの再統一が達成されます。同時にベルリンも統一ドイツの首都として復帰することができ、現在に至っているのです。

 

 
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