ベルファスト(北アイルランドの首都)の歴史
〜リンネルの産出で発展〜

ベルファストはアイルランド島北東岸、ノース海峡のベルファスト湾沿いに位置する北アイルランドの首都です。イングランド・スコットランド・マン島にアクセスできる北アイルランドの主要港でもあり、都市名は「河港渡河地点」を意味するアイルランド語「ベル・ファストBeal Feirste」に由来しています。

 

ベルファストの起源と発展史

12世紀アルスター地方を征服したノルマン人が建設した城を中心に街が興され、17世紀以降リンネル(亜麻)の産出を背景に発展。18世紀にはベルファスト湾沿岸の主要港になりました。この頃には造船所の建設、港湾施設の拡充、イングランドやスコットランドからの移民で人口も増え、かなり充実した活気ある都市になっていました。

 

さらに19世紀以降は産業革命で機械化が進み、綿織物や航空機の一大産地として最盛期を迎えました。20世紀になりアイルランド統治法(1920年)の公布にともない、正式に北アイルランドの首都になっています。

 

現代のベルファスト

20世紀に起こった二度の大戦では大した被害は出ませんでしたが、アルスター地方(ベルファスト含むアイルランド島北東部)の帰属問題・宗教対立に端を発する内乱で多くの犠牲者が出ています。最終的にベルファスト合意(1998年)で、イギリスとアイルランドとの和平が結ばれ、北アイルランド(およびその首都ベルファスト)のイギリス帰属が確定し、現在に至っているのです。

 

 
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