コークの歴史

コーク(Cork)はアイルランド南部に位置する、ダブリンやベルファストに次ぐアイルランド第3の都市です。美食の街として知られるだけでなく、歴史的な建築物や美しい景勝地も多く、毎年多くの観光客が訪れています。またかつては独立派によるイギリスへの抵抗運動の拠点になっていました。

 

 

コークの歴史

ヴァイキングの貿易拠点として成立

6世紀頃、修道院を中心に築かれた街が起源とされ、その場所が元々沼地であったことから「コーク」という地名はアイルランド語で「沼地」を意味しています。そして9〜10世紀に、ヴァイキングがコークを占領し、貿易拠点を設けたことで、街は本格的に発展してきました。

 

ノルマン人到来と貿易による発展

11世紀以降ヴァイキング勢力は衰え、12世紀末、今度はヘンリー2世をはじめとするノルマン人勢力に占領されます。その後17世紀には農産物や畜産物、特にバターの取引が盛んになり、イギリスをはじめとした多くの大陸諸国との貿易拠点として繁栄を享受しました。

 

工場地帯として発展

第1次世界大戦中、ヘンリー・フォードがヨーロッパ初の農業用トラクタ工場をコークに建設。以来コーク内外には多様な工場が立ち並び、自動車業や製鉄業の一大拠点として栄えるようになりました。なおヘンリー・フォード自身はアメリカ・ミシガン州の生まれですが、父ウィリアム・フォードがコークで生まれています。

 

 
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