ギリシャ神話

ギリシャ神話とは

ギリシャの有名な伝承は古代ギリシャ時代より語り継がれるギリシャ神話です。ギリシャ神話とは、ギリシャ文明圏で広く信仰を集めた神々の物語であり、多種多様な個性的な神が登場するのが特徴的です。ギリシャ神話は神と人との境界がかなり曖昧で、彼ら、彼女らは皆人の姿をしています。そして(とくにゼウスは)人間界にしょっちゅう介入しては、女性を手籠めにしたり、戦争の種をまいたり、あらゆる諍いを起こすというのが、ギリシャ神話の変わっているところです。

 

ギリシャ神話の神々

古代ギリシャ神話の主な神々はオリュンポス十二神といわれる男6人、女6人で成る神々です。伝承によってこの神々の構成は微妙に異なり、ハデス、ペルセポネは十二神に含めないのが普通ですが、希に含めることもあります。

 

ギリシャ神話の神々
1.ゼウス:天上の最高神
2.ヘラ:結婚、母性、貞節の女神(ゼウスの正妻)
3.アテナ:知恵・芸術・戦略の女神
4.アポロン:太陽神
5.アフロディテ:愛と美と性の女神
6.アレス:戦を司る神
7.アルテミス:狩猟・貞淑の女神
8.デメテル:大地・豊穣の女神
9.ヘファイストス:炎と鍛冶の神
10.ヘルメス:神々の伝令
11.ポセイドン:海と地震の神
12.ディオニソス:ブドウ酒と演劇の神
12.ヘスティア:炉の女神
∞ハデス:冥界の神
∞ペルセポネ:冥界の女神(ハデスの妻)

 

ギリシャ神話成立の背景

記録に残るギリシャ神話は前8世紀に成立した、ホメロスによる『イリアス』、『オデュッセイア』が最古ですが、実際の歴史はこれら文学の成立よりもずっと古いとされています。ミケーネ文明(前15世紀頃)の時代には、すでに古代ギリシャ神話が存在し、人々の信仰を集めていたことがわかっています。ギリシャ文字成立前に、古代ギリシャ語を記すのに使われていた線文字Bの解読が進んだことで判明しました。

 

イリアス、オデュッセイアの作詞、文学は極めてレベルが高いことから、ミケーネ時代にはすでに神話の原型が出来上がっており、イリアス、オデュッセイアはホメロスが多くの叙事詩人の影響を受けてあらためてまとめあげたものだと考えられています。

 
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