アウグストゥス

アウグストゥスローマ帝国の初代皇帝です。出生時の名はガイウス・オクタウィウス。養父カエサル亡き後、「内乱の一世紀」に終止符を打つことで、内乱でバラバラだった地中海世界を統一し、ローマ帝政を創始した人物として知られます。

 

アウグストゥスの経歴

前44年、ローマで独裁的な権力を持っていたカエサルが、既得権益を脅かされると危惧した元老院派に暗殺されます。これを受け、カエサル派のオクタウィアヌス、アントニウス、レピドゥスの3人が手を組み(第二回三頭政治)、元老院派を粛清していきます。

 

カエサル後継者同士の政争

第二回三頭政治は、共通の目的を果たすまでの一時的な同盟だったため、反カエサル派を一掃した後は、オクタウィアヌス、アントニウス、レピドゥスによる政争に突入していきました。その中でまずレピドゥスがオクタウィアヌス打倒を企て失敗したことで脱落。以後アントニウスとオクタウィアヌスの一騎打ちとなり、最終的にはアクティウムの海戦で勝利したオクタウィアヌスがローマの覇権を確立することができたのです。

 

帝政ローマを創始

オクタウィアヌスは元老院からアウグストゥス(尊厳ある者)の称号を得ると、元老院から様々な権力を自分に移行し元首政(プリンキパトゥス)を開始。こうして1人の皇帝が国を一元的に支配する帝政ローマを成立させたのです。

 

 
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