ヨーロッパが高緯度なのに暖かい理由【偏西風の影響】

ヨーロッパが高緯度なのに暖かい理由【偏西風の影響】

ヨーロッパが高緯度なのに暖かい理由【偏西風の影響】

ヨーロッパは日本よりも高緯度に位置する大陸ですが、全体的には日本や他の同緯度地域より暖かい(暑い)場所といえます。極地に近づくにつれ寒くなるのが普通なので、不思議に思うかもしれませんが、ヨーロッパに吹き付ける偏西風の影響を理解すれば納得できるものです。

 

 

暖流と偏西風の影響

北大西洋の赤道付近(亜熱帯)で暖流が形成されており、この暖流はヨーロッパの西岸まで流れています。海が暖かいとその上の空気も暖かくなりますが、この暖められた空気が、地球を西から東に周回している大気の流れ=「偏西風」に乗り、ヨーロッパ全体に吹き付けることにより、ヨーロッパ全体に温和な気候をもたらしているのです。

 

ヨーロッパは西岸海洋性気候

「暖流によって暖められた空気が風にのって陸地に流れ込む地域の気候」を西岸海洋性気候といいます。西岸海洋性気候は、夏は涼しく、冬はそれほど気温が下がらず暖かいのが特徴です。西ヨーロッパを支配するのがまさにこの気候で、年中過ごしやすいということから、旅行先にも選ばれやすいです。

 

ほどよい夏の暑さは、良質な牧草を育てるのに絶好の環境で酪農がさかんに行なわれています。

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