ヨーロッパの言語・宗教

ヨーロッパの言語・宗教

ヨーロッパの宗教はヨーロッパにおける文化、美術史、音楽、哲学、法律など様々な分野に影響を与えました。ヨーロッパの宗教を理解することは、ヨーロッパの伝統や歴史を知る上でとても役に立つことです。キリスト教ヨーロッパで圧倒的に広く普及している宗教はキリスト教です。ヨーロッパ人の約75%がキリスト教徒で、他の宗教を圧倒しています。古今通じて、ヨーロッパ社会を宗教面で支えてきたのは一貫してキリスト教なので、...

ヨーロッパにおける宗教というとキリスト教というイメージが強く、仏教が普及しているイメージはあまりないと思います。実際ヨーロッパではキリスト教の普及度が圧倒的で、次いで多いのがイスラム教。その他は仏教、ユダヤ教、ヒンドゥー教などが占めますが、全体からすると少数派です。しかしそれでもヨーロッパには100〜400万人の仏教徒がいると推定されており、今後も増えていくと思われます。19世紀後半以降、仏教は西...

ヨーロッパでの言語はほとんどがインド・ヨーロッパ語族(ドイツ語圏ではインド・ゲルマン諸語と呼ぶ)に属します。インド・ヨーロッパ語族とはインドやヨーロッパから発生・発達した言語の集まりのことです。この語族に属する、英語、フランス語、スペイン語などは、今でこそ世界中に話者がいますが、元々はヨーロッパのみで話されていた言語です。ヨーロッパの大半の国の言語は、古代ローマで公用語として話されていたラテン語が...

「先住民(原住民)」とは、「ヨーロッパ人がアジア・アフリカ・アメリカ大陸へ向け大規模な航海を行なった大航海時代、発見した土地に先に住んでいた諸民族」のことを指しているので、本来「ヨーロッパの先住民」という概念は成り立たちません。しかしヨーロッパに住む人々の中には、近代文明よりある程度距離を置き、伝統的な生活を続ける民族がいます。彼らを先住民と位置づけた場合の「ヨーロッパの先住民族」を以下で紹介しま...

5世紀以降、現在のフランスにあたるガリアの地に大量のゲルマン人が流入し、西ローマ帝国を滅ぼしフランク王国を建国しました。そして8世紀になると宣教師・殉教者の聖ボニファティウスがフランク王国に訪れ、土着信仰の自然崇拝が主だったゲルマン社会に、キリスト教アリウス派を浸透させていきました。聖ボニファティウスは、カトリック教会、正教会、ルーテル教会、聖公会で尊ばれている聖人です。ドイツでは彼の像がマインツ...

世界の大州の中でイスラム教徒(ムスリム)が多い地域は、圧倒的にアジアです。2010年時点で全世界のムスリムの人口は約16億人ですが、そのうち6割の10億人はアジアに集中しています。ではヨーロッパ州はどうかというと、世界のムスリム人口全体の2.7%にあたる4400万人がヨーロッパで暮らしています。全体からみれば低い割合ですが、ヨーロッパではキリスト教に次いで多数の信仰者を抱える宗教です。ヨーロッパで...

ヨーロッパでユダヤ人が多い国としては、フランス(478,000人)、イギリス(375,000人)、ロシア(190,000人)、ドイツ(118,000人)などが挙げられます。ユダヤ人はフランスに最も多いですね。これはフランスが、フランス革命により、他のどの地域より早くユダヤ人に平等の権利が与えられた場所だからです。世界ユダヤ教連盟がフランスにて誕生し、世界のユダヤ人たちの支援に乗り出した、という歴史...

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