ヨーロッパ各国の国章の意味

ヨーロッパ各国の国章の意味

ヨーロッパ各国の国章の意味:鷲が多い理由

ヨーロッパ各国の国章の意味を紹介しています。ヨーロッパの国々が定める国章は実に多様ですが、それぞれどのような意味が込められているのでしょうか。今回はその一部を紹介します。

 

 

イギリスの国章

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イギリスの国章はライオンと鎖に繋がれたユニコーンが盾を支えているデザインになっています。ライオンはイングランドを象徴し、ユニコーンはスコットランドを象徴しています。ユニコーンが鎖に繋がれているのはイギリスにおいては古くからの伝説でユニコーンは危険な動物とされている為です。

 

オーストリアの国章

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オーストリアの国章は黒い鷲がモチーフになっています。鷲の胸にはオーストリア国旗のデザインの元になった盾があります。鷲の両足に握られたハンマーと鎌、頭の城壁冠の3つは、労働者・農民・ブルジョワという3つの階級の統一を意味しています。また両足には千切れた鎖が繋がれており、これはナチス・ドイツからの解放を表しています。

 

ドイツの国章

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ドイツの国章はオーストリアと同じく黒い鷲がモチーフになっていますが比較的だいぶ簡略化されたデザインです。鷲は食物連鎖の頂点に立っていることから勇猛果敢・力・無敵の象徴とされています。

 

イタリアの国章

ヨーロッパ各国の国章の意味

 

イタリアの国章は歯車の上に配置された赤縁の五芒星、その両サイドにオークの枝とオリーブの枝を配置、枝に結ばれた「REPVBBLICA ITALIANA(イタリア共和国)」と書かれたデザインとなっています。この国章の五芒星は「Stellone dItalia」と呼ばれ国家の守護を、歯車はイタリア共和国憲法をそれぞれ象徴しています。またオリーブの枝は平和、オークの枝はイタリア人民の力と尊厳の象徴です。

 

フランスの国章

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フランスの国章はシールド(盾)が基盤となったデザインになっています。シールドにはライオンと鷲の頭が載せられており、その間に「フランス共和国 Republique Francaise 」を表すモノグラム「RF」が記されています。シールドの周りには月桂樹の枝とオークの枝があり、月桂樹の枝は共和国の勝利を、オークの枝は永続または知恵を象徴しています。

 

ヨーロッパの国章に鷲が多い理由

ヨーロッパ各国の国章の意味

 

ヨーロッパの国章には鷲が採用されていることが多いですね。現在のヨーロッパの元になったともいえるローマ帝国の国章であったことから、その影響が及んだヨーロッパの帝国、王国、都市、教会などで使われているのです。ヨーロッパで鷲は古来より、空の王者や最高神の使者と解釈され、強さ、勇気、遠眼、不死などの象徴とされてきました。

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