プーチン氏と金正恩氏が首脳会談

ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は13日、ロシア極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で会談した。両首脳の会談は2019年4月以来、およそ4年半ぶり。武器取引など軍事技術協力の拡大を協議した可能性がある。
(日本経済新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR1349C0T10C23A9000000/

 

 

プーチン氏と金正恩氏が首脳会談と公式食事会をやったそうです。

 

なかなか穏やかじゃないニュースですね。

 

お食事会・・・何を食べたんでしょう。ボルシチかなピロシキかなビーフストロガノフかな。

 

まあそんなことはどうでも良くて、会談は4年半ぶり。意外な組み合わせに思うかもしれませんが、歴史を考えればさほど不思議じゃないんですよね。北朝鮮を建国したのは、事実上旧ソ連ですから。

 

 

で、本題に入ります。

 

ロシアはウクライナ侵攻を背景に北朝鮮に武器支援を求めており、北朝鮮がそれに合意する可能性とか伝えられています。

 

アメリカなどのメディアでは

 

  • 北朝鮮⇒ロシアへは弾薬などの武器
  • ロシア⇒北朝鮮へは人工衛星や原潜などの技術提供

 

という見立てが報じられています。

 

またロシアは北朝鮮くらいしかもう頼るところがなく、孤立が浮彫になった形ともいわれていますね・・・。確かにそうみられても仕方がないような・・・。

 

・・・今の北朝鮮に武器支援の余裕があるかは甚だ疑問です・・・。

 

まあいずれにせよ、プーチン大統領が北朝鮮の人工衛星開発を支援する意向を示したことは、ロシアが北朝鮮の宇宙技術の向上を後押ししていることを示しています。

 

これにより、北朝鮮のミサイル技術がさらに進化する可能性がある訳ですから、日本にとっても他人事じゃあないわけです。

 

そしてこの軍事連携は、米国のアジア太平洋地域における戦略的利益に対する挑戦となり得ますので、米国家安全保障会議は懸念を表明しています。

 

この会談が米国の対ロシア・対北朝鮮政策にどのような影響を与えるか。今後の動きに注目ですね。