ソ連では第二次大戦中から核開発が開始され、戦後間もない1949年、長崎で投下されたのと同じプルトニウム爆弾の実験に成功しました。これはアメリカに続き世界で2番目の核実験の成功でした。
この核実験成功を受け、危機感を抱いたアメリカは、より強力な水素爆弾の開発を開始。果てのない核開発競争が始められ、東西冷戦は本格化していくことになるのです。
1949年8月29日午前7時(現地時間)にソ連で行われた最初の核実験RDS-1におけるキノコ雲
ちなみにソ連初の核実験によって、大量の「死の灰」が飛散。ロシアのアルタイ地方周辺までが放射能汚染にさらされ、多くの人々が後遺症に苦しめられました。
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