イギリス美術の特徴と歴史

イギリス美術は中世に基礎が作られ、大陸ヨーロッパやアメリカとの交流の中で独自の発展を遂げてきました。イギリス美術は大陸ヨーロッパの美術と比べたら機能性重視で装飾性に欠け、「無骨」とか「地味」などといわれることもありますが、逆にいえば飾りすぎない、親しみやすさが他にない魅力ともいえるのです。

 

 

イギリス美術の簡易年表

16世紀

ヘンリー8世が大陸ヨーロッパより優秀な画家を次々呼び寄せたことをきっかけに、イングランドにて肖像画が発展するようになる。

 

17世紀

フランドルの画家ルーベンスが外交使節としてロンドンに訪れ、滞在中彼が残した作品は、イギリス絵画に絶大な影響を与えた。

 

18世紀

1768年美術学校のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツが設立され、ジョシュア・レノルズが初代会長に就任した。

 

イギリス美術の代表的作品

  • ダーラム大聖堂
  • カンタベリー大聖堂
  • ウィルトン家の二翼祭壇画
  • マスター・ヘア