アイスランドの行政区分

アイスランドで行政的に意味を持つ地域区分は選挙区-地域行政官-基礎自治体の3つに大別されます。ここではそれぞれの数や特徴について解説していきます。

 

アイスランドの自治体

 

選挙区

数:6

 

選挙区は、2003年の憲法改正で可決されたアイスランドで最も大きな行政区です。各選挙区から国会議員が選出されます。

 

選挙区一覧

 
  • 北レイキャヴィーク選挙区
  • 南レイキャヴィーク選挙区
  • 北西部選挙区
  • 北東部選挙区
  • 南部選挙区
  • 南西部選挙区

 

地域行政官

数:26

 

日本でいう県にあたる行政区分です。これとは別に歴史的な境界線に沿った23の県(sysla)がありますが、今日では行政的な意味はほとんど喪失しています。

 

基礎自治体

数:72

 

日本でいう市にあたり、アイスランドで一番小規模な行政区間です。より市民の地域生活に密着した自治を担当しています。かつては200以上ありましたが、20世紀以降統廃合を繰り返し、2018年現在は72に落ち着いています。