1946年、ポルトガルに亡命する最後のイタリア国王ウンベルト2世。彼の末裔は現在も存命である。
イタリアは国民投票により平和的に王政を放棄し共和政に移行しました。それを受けてサヴォイア家は王政復活防止のため一時国外追放になりましたが、ロシアのロマノフ家のように“根絶やし”にされたわけでもないので、今も直系の末裔が存在します。
2022年9月現在、サヴォイア家の当主は、最後のイタリア王であるウンベルト2世の長男ヴィットーリオになります。当時皇太子だった彼は王政廃止以降国外追放処分になっていましたが、
を条件に帰国を認められ、2002年半世紀ぶりに故郷に帰還しています。
最近だと、彼が孫のヴィットーリア・ディ・サヴォイアに王位継承権を与え、「1000年以来初のイタリア王室の女性継承者」を誕生させたことは、ちょっとした話題になりましたね。
|
|
|
|