アイルランド語はその名の通りアイルランド発祥の言語であり、このケルト語派の言語がもつ他にみられない個性は、アイルランド特有の歴史や文化を色濃く反映しています。ここではそんなアイルランド語が公用語として使用されている国についてみていきましょう。
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自明のことと思いますが、アイルランド語はアイルランドの公用語であり、1937年制定のアイルランド憲法において、国の「第一公用語」として位置付けられています。
しかし、日常的には英語が使われているため、アイルランド語を母語とする人々の人口は非常に少ないのが実情です。なので、教育機関や政府機関ではアイルランド語の使用が推奨され、また学校教育でも必修科目とされるなどして、言語そのものが保護されているのです。
国ではないのですが、アイルランド語は2007年から欧州連合(EU)の公用語の一つとなりました。今ではEUの文書やウェブサイトなど、公的なコミュニケーションツールでアイルランド語が使われるようになっています。
アイルランド語は、アイルランドの公用語ですが、日常語としてはあまり使われていないのが実情なので、伝統保護の一環として、教育や政府機関などでその使用が推奨されています。一方、EUでは2007年以降公用語の一つとなり、今では公的なコミュニケーションツールの一つとしてアイルランド語が採用されています。
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