ギリシャと中国の関係

現体制での外交関係は1972年に確立されたものです。中国はアテネに、ギリシャは北京に大使館を持っており、ギリシャは「1つの中国」を支持するなど基本的には友好関係にあります。

 

古代の関係

古代中国人が、ヨーロッパ文明の源流を作った古代ギリシャ人と接触していたことは、「大史書」と「漢書」などの中国の史書に記録されています。

 

その後古代ローマ時代や東ローマ帝国時代を通して接触があり、ギリシアの医学や天文学が中国にもたらされました。

 

現代の関係

朝鮮戦争ではギリシャ遠征軍は国連軍側として戦ったので、中国とは敵対関係にありました。

 

しかしキプロスやエーゲ海諸島の利権をめぐりトルコと激しく対立した80年代、トルコと渡り合う上で、ヨーロッパやアメリカ以外との同盟関係が必要と考えたうえで、ギリシャは中国に急接近していきました。

 

1986年にはギリシャ首相が北京に、中国首相がアテネに訪問するなど、目に見えて関係は改善していき、今に連なる経済や軍事面での協調関係が築かれていきました。