ジョージア最高峰の山シュハラ山
ジョージアの国土はコーカサス山脈の南麗にあたり、国土の大部分を山岳地帯が占めています(国土の約半分は標高1000m以上の山地)。その広い山岳地帯が自然の城壁のような役割を果たし、外部からの侵略を抑止してきた歴史があります。ロシア国境に近いスヴァネティには、最高峰のシュハラ山(標高5,201メートル)が、シュハラ山から200kmほどの位置に、国内第3の高さで、「アミラニの伝説」で有名な、成層火山カズベク山がそびえています。
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標高:5,193 m
山系:コーカサス山脈
初登頂:1888年イギリス・スイス合同隊により
ジョージア最高峰の山です。山塊の屋根の東側は「ベジンギの壁」といい、その横断の難しさ、危険度はヨーロッパ屈指と言われています。
標高:5,047 m
山系:コーカサス山脈
初登頂:1868年イギリス人登山家により
ジョージアで3番目に高い山で、国内唯一の火山です。ギリシア神話の「プロメテウスの伝説」の元になった、「アミラニの伝説」が古来より語り継がれています。
アミラニの伝説とは、神から火を盗み、人間に与えた罰で、カズベク山の洞窟に幽閉された半神半人の英雄アミラニに関する伝説です。
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