スペインの社会問題

スペインは西南ヨーロッパ・イベリア半島に位置する立憲君主制国家です。15世紀、レコンキスタおよびアラゴン王国・カスティーリャ王国の合同にともない成立した国で、〇〇など様々な魅力がある一方で、以下のような社会問題も抱えています。

 

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経済問題

スペインはヨーロッパでも屈指の高失業率の国で、2012年には失業率が25%に達し、スペイン経済危機とも呼ばれる経済・金融危機に陥りました。以来、反グローバリズムやベーシックインカムを主張する政党が支持を集めるようになっています。

 

民族問題

カタルーニャ州のカタルーニャ人、バスク州のバスク人などは民族意識が非常に強く、独立派とそれを阻止したい中央政府との対立が社会問題となっています。またスペインはヨーロッパでも屈指に多くのロマ人が暮らす国ですが、国内にはいまだにロマ人に対する蔑視・差別が存在するため、少なくないロマ人が出自を隠して暮らすことを余儀なくされています。

 

治安問題

世界基準では治安は良い方ですが、置き引きやスリ、窃盗といった一般犯罪の発生率は日本よりはるかに多いので、滞在する場合は最低限の防犯対策が求められます。