チェコ紋章の意味と歴史

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チェコの国章

 

デザインの意味

  • 赤地に銀のライオン(左上と右下):ボヘミアの紋章
  • 青地に赤と銀のチェック柄の鷲(右上):モラヴィアの紋章
  • 金地に黒の鷲(左下):シレジアの紋章

 

国章の歴史

チェコはヨーロッパ中心部に位置しており、様々な国々に翻弄された歴史をもつ国となります。オーストリア帝国の一部であったチェコ共和国は、1919年にスロバキアと統合し、チェコスロバキア共和国となり、チェコスロバキア時代の国章にも銀のライオンが用いられていました。

 

その後、1989年にチェコスロバキアの共産党政権は終焉を迎えることとなり、1990年に現在のチェコ共和国の国章が採用されることとなりました。また、現在のチェコの大統領府の旗にも国章が採用され、モットーは「真実は勝つ」となり、サッカーやアイスホッケーの代表ユニフォールやバッジにも使われています。なお、現在の国章のデザインに表示されている「ボヘミア」・「モラヴィア」・「シレジア」は、チェコを構成する3地域のことを示しています。