オスマン帝国の建国者は?

オスマン帝国の建国者

オスマン帝国の建国者は、オスマン1世である。アナトリア西部で勢力を拡大し、やがて大帝国の礎を築いた。本ページでは、帝国の建国過程や初期の拡張、指導者の役割を理解する上で重要なこのテーマについて、より詳しく探っていこうと思う。

オスマン帝国の建国者は?

オスマン帝国の建国者は誰ですか?


中世から近代まで強盛を誇ったオスマン帝国の建国者は、1299年に西部アナトリアにてイスラム王朝を創始したオスマン1世(左図人物 在位:1299~1326)です。


オスマン1世、もといオスマン・ベイはオスマンの部族長エルトゥルル・ベイの子であり、1288年父の後をついで部族長となりました。在位後は隣接するビザンツ領の征服を推し進め、1299年、アナトリア西部の併合にともない創建したのがオスマン帝国なのです。


なおオスマン1世についての記録は伝承による部分がほとんどで、出自や半生に関して正確なことはあまりわかっていません。オスマン1世と呼ばれるようになったのも、名実ともに帝国となった15世紀以降になってからです。