ギリシャ料理とトルコ料理の違いとは?

世界三大料理の1つであるトルコ料理。それとよく比較されるのがギリシャ料理です。

 

私たち日本人にはどちらもあまり馴染みがありませんが、今回は、この2つの食文化の違いについて、ご紹介したいと思います。

 

 

そもそもなぜ似ているのか

この2つの国の食文化が似ているのには、過去の歴史が深く関係しています。

 

現在のトルコがオスマントルコ帝国だった時代に、現在のギリシャは400年という非常に長い歳月に渡り、このオスマントルコ帝国に植民地化されていました。

 

それはすなわち、ギリシャにオスマン帝国のあらゆる文化が流入するということになり、400年という歳月をかけ、ギリシャの食文化はオスマントルコの文化の影響を色濃く受けたものになったのです。

 

宗教による食文化の違い

第一次世界大戦の頃にオスマン帝国が崩壊すると、人々は、それぞれが入信している宗教によって国を作りました。

 

現在のギリシャはギリシャ正教徒、現在のトルコはイスラム教徒が中心となって生まれました。

 

先に紹介したように、2つの国の食文化は非常に似ていますが、イスラム教徒が中心のトルコでは、肉や魚介類といった食材を食べる方が少ないため、自然とそういった食材を含まない料理が発展していきました。

 

反対にギリシャでは、ヨーロッパ諸国では珍しくタコを食す文化があることに象徴されるように、肉や魚介類を豊富に用いた料理が発展していきました。

 

似てる、けど、同じではない

犬猿の仲と称されるほど、現在も両国はあまり仲良しではありません。私たちから見ると同じように見える料理でも、彼らにとっては誇りある自国の文化。

 

「ギリシャ料理とトルコ料理は同じ」と言うと機嫌を損ねてしまうこともあるそうなので、両国の食文化にリスペクトの気持ちを持っていきたいですね。