重商主義に対する批判とは?問題点を知っておこう

重商主義に対する批判にはどのようなものがありますか?問題点を教えてください。

重商主義にも初期に行われた重金主義と、後期に行われた貿易差額主義がありますが、どちらも問題をはらんでおり、批判されています。

 

金銀の蓄積による国富増大を図る重金主義は、植民地における収奪を過熱化させましたし

 

国が産業を保護し貿易を促進する貿易差額主義は、国から保護された産業だけが圧倒的に得をする特権階級を生み出してしまいました。

 

貿易差額主義を推し進めたので有名なのはイギリスですが、これは国が貿易に介入・統制することで成り立つ理論なので、「自由主義的な競争こそが、生産を促す」と考えこれを批判する声もあがるようになります。

 

このいわゆる自由貿易主義というものの提唱者として、『国富論』の著者アダム=スミス(1723〜1790年)が有名です。